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2020読んだ本の中からピックアップその6「大きな嘘の木の下で」

time 2020/11/27

2020読んだ本の中からピックアップその6「大きな嘘の木の下で」

私も愛用しているメガネ「OWNDAYS」の社長、田中修治さんの著書。

前作の「破天荒フェニックス」が面白かったので、こちらも買いました。

破天荒フェニックスについてはとても面白かったけど、noteで読むほうが、個人的にはもっと面白かった。

何だろう、このデザインかな。

きになる人はこちらをみてください。

僕は『絶対倒産する』と言われたOWNDAYSの社長になった。

https://note.com/shuji7771/n/n5b2d8737bda7?magazine_key=m0cec6abf11a0

実は、この田中社長のこのブログをみて、私もたまらずnoteを書いてみたくなったので、書きました。

僕は製薬会社を辞め、『勉強カフェ大阪』のオーナーになった。

https://note.com/arakou/m/md65acdcda3d9

僕は~から始まる出だしなど、かなりパクっていますw

ただし、内容は完全にオリジナルです。

というか、ほとんどノンフィクションとなっています。

本題に戻りこちらの書評ですが、「破天荒フェニックス」を読んでからの方が、よりこの田中社長のストーリーを理解した上で読んだ方が良さそうだと思いました。

今回よかった箇所はこちらの部分です。

僕がいわゆるサクセスストーリー、成功本を読む理由は単に気分をもりあげる物語として読んでいるだけだ。孫正義やスティーブ・ジョブズの本を読む。それは会社経営の参考にするというよりはどちらかというとエナジードリンクを飲むのと同じ感覚かもしれない。

もっと言えば、スターウォーズと一緒。暇つぶしであり、娯楽だ。

・・・自分の経営に実際に役立てようとはほとんど思っていない。僕自身の人生における勝ち方、企業の成長の手法は自分自身で失敗を慎重に管理しつつ、挑戦を繰り返し見つけていくしかないのだ。

ちなみに僕が一番好きな読み物は、帝国データバンクの倒産情報だ。

これをいつも研究して勉強するようにしている。

これはわかる、といった感じです。私も、しょっちゅう自伝を読みますが、ワクワクするからです。

本当にそれは、スターウォーズ的な感覚と似ています。そこで何か参考にする、というよりも事実を基に書かれた本当の、生々しさが好きだからです。自伝読みまくって思うのが、だいたいどんな経営者やアスリートでも挫折を経験して、本当に地獄のような状態から這い上がったりしている。

そこで思うのは、本当に自分が悩んでいることなどはちっぽけで取るに足らないものだ、と思い直せる効用があります。

だから、私の場合はメンタルに効いています。

この人に比べれば、大したことないな、といかに思えるか、は私のテーマでもあります。

また、「倒産情報」をみているというのが、とても共感しました。

なぜなら、私も同じようなもので「不景気.com」をよく見るからです。

特に今はコロナで、あらゆる業界が苦戦し、あまりいいことではありませんが、このサイトの更新数が上がっています。

倒産する企業を見ることで、見えるものもあります。

特に、代表取締役を検索をかけてみると、より良いかもしれません。

たまに、その人のFacebookアカウントまで出てきて、普段の行いをみることができます。

あまりケースとしてはありませんが、成金を打ち出し、いかにも成功者のように振舞っています。しかし、内心では倒産を控える凄まじいギャップがそこにあったのではないか、と想像すると複雑な気持ちになります。

あるいは、調子に乗った可能性があります。これはすべての人が気をつけるものです。

一事が万事。

諸行無常、盛者必衰。

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プロフィール

荒井浩介

荒井浩介

株式会社ARIAという会社を2014年に立ち上げました。勉強カフェを大阪と兵庫でやってます(西梅田、本町、寺田町、江坂、難波、神戸三宮、西宮北口)。中小企業診断士令和2年合格。記録をアップしていきます。 ただいま様々な「100のアウトプット」に挑戦中。 [詳細]

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