2026/04/01
世間的にはGWの開始を待ち侘びる浮ついたムードの4月28日の夜22時。
大阪駅前ビルが立ち並ぶ梅田新道交差点へ向かう5車線の直進道路の一番左をバイク(125cc)で走行していた。
信号機は進め表示なので交差点を抜けようと進んでいるその時、右側車線から背中を向けた状態でふらふら歩いてくる人が突如現れ、確認もせず、自分のバイクめがけるかのようにこちら側車線に侵入してきた。
急ブレーキで、左にハンドルをマックス切って回避行動、自分とバイクはそのままアスファルトに転倒。
左半身をうちつけ、強打した。
その時の映像をスローモーションでも想い出せる。
「ああ、どこまでやってしまったんだろうか。」と思いながら倒れ込んだ。
人身扱いにはなるだろう。
なんとか起き上がり、見渡すとなぜか誰もいない。
「どういうことだ?」
あたりを探すと、20メートルくらい先に電話をしているそれらしき人が、ガードレールに座っている。(だとすれば、この状況を放置して立ち去るなんてこと普通あるかと思いつつ。逆に自分の意識がなくなっていたら、この人は逃げ去ったのだろうか)
近づいて、大丈夫か聞くと、こちらの車線に侵入したタイミングで、その人は振り向いて、転倒の瞬間のバイクのミラーが左まぶたにあたったとのこと。
また、右側車線でタクシーから降りてこちらの車線に来たらこうなったとのこと。
→(この供述はドライブレコーダーで事実照合すると、異なっていた。
右側ではなく、右側のさらに右側のレーンでタクシーからおりていた。
自分のレーンが第一だとすれば第三レーンでタクシーから降り、第二レーンで直進しようとする車を遮ってこちらに渡ってきたのである。だからいきなり現れたと自分には見えた。)
まぶた以外に接触はなかったようなので、一安心するも、どういう過失割合になるのかもわからないので、また事故証明はマストなのですぐにこちらから警察呼びますね、ということで電話。
そこから交通課の人など諸々1時間ほど現場確認を実施。
翌日整形外科に行き、自分は結果的に打撲などの診断書をもらうのみで今の所済んでいる。(いまだに肘と首が痛むが、、)
相手側からも連絡があり、救急車で一応運ばれるも様子見で問題ないレベルということで回答があったとのこと。
自分からしたら、複数ある車線の真ん中の車線で降りて、かつ左右確認もせずこちら側車線に侵入され、まるで当たり屋のムーブのように感じた。
明らかに交通違反であり、こちらが転倒しているにもかかわらずそのまま何事もなかったかのように離れた場所で座っている行為が相当に違和感を持ったし、やるせないが、歩行者という弱者との接触である構造上、人身事故扱いとなりこちらへ過失は当然についた。
(保険会社の判断で、自分:相手=55:45となった)
目撃者によると、その人は実際、電話をしながらの状態で自分と接触しており、自分が転倒後、バイクと自分を避ける形で電話も切ることなくそのまま会話を続けスタスタと進んで行ったらしい。
GW前の初日の夜ということもあり、街全体に浮ついたムードがあった。
それに気づかない自分も甘かった。慎重に、より普段とは異なるムーブがあることを警戒して走行に備えるべきだった。
事故ではよくあるが、歩行者の行動が異常でも、運転側は交通上の弱者に対して強く出ることができない。
今回、結果から見ればほとんど接触もなく、自分の打撲と相手のまぶたの腫れ程度で(バイクの左側全体がアスファルトで削られガタガタなのでその修理代もあるが)、小さく収まったが、これがコンマ何秒かずれたりしていれば、結果は大きく異なったであろう。
あのまま回避行動が遅れ左に切れずブレーキできず、もろにひいてしまっていたら?
あるいは、自分がガードレールに突っ込んでいたら?
相手側はまぶたですまなかったら?
自分の打撲が後遺症にまで発展しそうなレベルであったら?
想像するに、めちゃくちゃ恐ろしい。
この経験を経てひたすら、「自分が想像もしていない原因で事故は発生する」ということを痛感した。
そこから、YouTubeとかで事故映像を見まくった。やはり、当たり前だが事故ろうとして事故っている人はいない。
そして、特に右直事故というのが悲惨すぎる。
交差点をバイクで突っ切る時は、常にいつでもブレーキできるスピードで行う。そして、想像力を働かせ「相手がこちらを認識していないかもしれない」という、相手側の視点でのかもしれない運転を実施することにする。
徹底した「かもしれない運転」こそが、そのリスクを最も下げることができる策である。そして、急がないこと。着く時間はたいして変わらないのだ。
全ての可能性を考慮した運転をする。
前の車からいきなり誰かが降りてくる可能性がある、酔っ払った歩行者や近所の子供が急に飛び出してくる。バイクのタイヤがパンクして急に転倒するかもしれない。
皆様も、くれぐれもお気をつけください。
