2024/09/26
12年ぶりに、ヒロトとマーシーの声と音に触れてきました。
大阪城音楽堂で開催された「MOUNTAIN BANANA2023」
仙台で2011年の2月に参戦した以来。干支が一周するほど久しぶり。
製薬会社をやめた2011年10月から、山口県から東京に引っ越し、勉強カフェを始めてからというものの、ほとんどの時間を仕事関連に全振りの過ごし方をしてきて、
彼らの音楽を聴きに行くタイミングもなかったなあ、、と。振り返れば。気づいたらそれだけの年数が経っていた。
特に2014年に大阪に来てからの株式会社ARIA創業後の時間、凝縮具合はえぐかった。
そして、クロマニヨンズの音楽も、それまで基本的に全てコンプリートしてきたが、その後は買ってないアルバムもあるくらいの状態になっていた。
しかし、これからはちゃんと毎年、彼らに年に1回は会いにいこう、と決めた。それは、彼らの音楽が自分の生命と凄まじく密接しているからだ。
今回のライブも、一言、最高!だった。それ以外なし。途中、雨が激しく降ったタイミングもあったけど。
久しぶりに体験するヒロトとマーシーは、やっぱりカッコよかったし、楽しそうだったし、ライブに来ているみんな楽しそうだった。
いつものようにマイクに魂をぶつけてるヒロトを生で見て、ギターをかき鳴らすマーシーを生で見て、
「ああ、この人たちが自分がなんか色々悩んだりしてるときに、行動できないときに、背中をずっと押し続けてくれるあの曲を作った人たちなんだよなあ・・・」
と思う瞬間が降ってきて、自分も音に身を任せて揺れていた中で、ふと冷静になった。
もう自分の中では、伝説の曲になってるんですよ、どれだけ救われたか。どれだけ行動につながったか。
イヤホンの奥で、叫んでるですよ。なんかわからない、熱のようなものが。
ヒロトの声、なんですけど、ハンパないんです。こっちまで伝わってくるんです。本気度が。
で、見ながら思ったのが、「やっぱり、この人たち、これが目的なんだ、これでしか生きていかない人たちなんだ、で、それでいいと心の底から思ってる人たちなんだ」って。
そして、こうやって、自分の中で伝説化された曲を作った人たちを肉眼で見て、その声を生で体験できるなんて、凄すぎる、ライブ、凄すぎる、って思った。
しかも、クロマニヨンズにおいては現在進行形、まだまだ続くんですよ。こんな状況、何、やばい。
で、自分の中では、もう感謝の領域まで行ってるんです。彼らに対して。音楽を楽しむ、ってだけじゃなく、生きる活力レベルで自分の人生を形成した大きな事件が、ブルーハーツ、ハイロウズ、クロマニヨンズだったんです。
音楽は色々あるから、人によって、自分にとっての応援歌は異なるんだろうけど、
紛れもなく、自分にとって最高にマッチしている音楽は、彼らの曲、声、言葉だった。
マーシーが、ジョーストラマー(クラッシュのボーカル)にあってハグされたときに、超感動したって、言ってたけど
多分、自分にとってはそれがヒロトとマーシーに当たる。
そして、自分も同じように彼らの音楽から受け取ったものを、事業という表現を通じて伝達し、世の中に「この場所があってよかった」と思われるような店舗を作り、「生きてやるぜ」って思う人を一人でも増やしていきたいと思いました。