2024/09/26
勉強カフェという、大人向けの学習環境の提供に関り続けてきて、
すでに10年以上が経過し、たまにこういった議論になるな、という一つの問いがあります。
それは
先に「学ぶべきか」、先に「行動するべきか」というものです。
多くのビジネス書などでは、多数派は「グダグダ考えてないで、とにかく動いて失敗を積み重ねろ」であります。
よって、いくら勉強したところで、行動しなきゃ意味がない、という結論に至ります。
確かにその通りです。私もそう思っています。
知っていても、やってないならそれは知らないのと同じ。
また、知っていても、再現できなければ知らないのと同じ。
さらに悪化すると、頭でっかちになり、他人を批判することだけ得意になるパターンもあります。
スポーツに置き換えるとわかりやすいです。
例えばテニス。
有名な選手の動画を見て、上達本を読んで、綺麗なフォームやドライブの掛け方をひたすら学んだだけで、
1回目から最高のショットを打てる人なんて、いません。
ひたすら打ち込む中で、だんだん、その本や動画の中で語られている意味合いが、わかってくるのです。
しかし、その「行動しなきゃ意味がない」の時点で、この議論が終わってしまうケースが多く、それは真理ではない、
あくまで議論の過程の最中であると私は捉えます。
つまりは、「行動した後に、学ばなければ洗練されない」というものです。
成長パターンを私なりに抽象化すると
まず行動→失敗→反省→気づき、学ぶ→また行動・・・と続いていき、
途中の「学ぶ」がその行動の質を深めるのです。
よって、勉強不要論というのは、誤りであると考えています。
極端な行動派の人は、もっと勉強したらさらに上のステージに行けます。
でも、勉強が嫌い、苦手だからとそれを避け、勉強しても意味がないと行動だけすればいいという結論を得ようとする。
勉強カフェをやり続けて、確信しました。
勉強を継続している人は、どこかのタイミングで評価され、出世していく。
人によって、早い、遅いはありますが、確実に積み上げていくと、「世の中に気づかれる」んですね。
気づかれると、呼ばれる。いろんな場所から求められる。
そういう人を、おかげでたくさん見てきました。
もっと、この場所からそういった人たちを、輩出していく必要があります。
世界ランキング名目GDPがドルベースではすでにドイツに抜かれ4位に転落した我が日本において、
また戦後復興、高度経済成長期の勢いある日本を呼び戻すために、必要な学びの場所。
学びは多くは遅効性。
即効性がない分、地に根付くように堅い基礎の土台となる。
勉強カフェが相応しい場所になる。目指し続ける。サクラダファミリアのように、完成しない中に夢がある。
向上心高き、大人の皆さん、是非ともご利用ください。
勉強カフェ大阪本町/大阪西梅田
https://benkyo-cafe-osaka.com/
勉強カフェ天王寺寺田町
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勉強カフェ大阪江坂ローソン店内
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