2024/10/24
中小企業診断士の合格に向けて勉強を開始することにいたしました。
3日前にこのテキストを購入しました。
この2週間くらいで、心が「やれ」と言ってたのでやるしかなくなりました。
私の場合、誰かの活動を見て、頑張れるタイプです。
言葉よりも、仲間の行動が何よりも励ましになります。
よって、勉強場所を運営している側が何かの勉強と戦うことが、何よりも揺るがない、間接的な勉強サポートになるのではないかとも考えました。
私がこのように学びの場を運営していなければ、このような考えには至らなかったたかもしれません。
資格試験の勉強を始めると、時間を取られます。
それが事業や実生活に結びついていなければ、ベクトルが一致せず、ただ知識欲を満たすだけで終わってしまいます。
しかし、今回、私の勉強は、勉強場所を運営していて、それがサポートになるという点において、ベクトルが一致しています。
さらに、今回の「中小企業診断士」を取得すること自体が、新規事業開発にもなるのではないか、とも考えています。
既に、私は会社登記しています。
一般的に、中小企業診断士の資格合格→企業内で昇進もしくは独立
の流れと思います。
調べていくと、どうやらこの「独立」を考える際、ハードルとなるのは、「今の会社を辞めていいのか」という安定を失うリスク面、メンタル面のようです。
そう考えると、私には失うことになる安定した仕事というものがありません。ある種、ノーリスクです。
また、勉強カフェの課題として、「コンテンツがない」というものがありました。
仮に合格できた場合、これを使い診断士の勉強会や講座を行うことができるようになったり、本来の目的である経営コンサルも行えるようになります。
製薬会社は、新薬を開発するために莫大な資金を投じます。それが新製品開発です。
では、ARIA(私が登記した会社の社名)の新製品開発に該当するものとは?
その一つが、私自身が勉強カフェという場や、会社に関わっている方々へ提供できる価値を増やす、であると考えました。
結果、
診断士を取ることはベクトルが現在の事業と一致している限り、新製品開発とイコールであり、先行投資であり、将来のプラスでしかない、と判断いたしました。
また、その他に、
「自分が難関資格を勉強をすることで、勉強する人の気持ちを理解する」側面も得られます。
応援するだけなのと、実際に体験してみるのでは、見える世界は全く違うはずです。
なので、その世界を体験しに行きます。
以前は、それに近い感覚で簿記3級、FP3級という難易度のはるかに低い資格を取りましたが、診断士のような、5%の合格率の試験とは雲泥の差があります。
先日の「パブリックコミットメント」の記事を書きながら、
何か私もパブリックコミットメントを行うことで、成長スピードを促進できるとも考えました。
私の場合、何かに真剣に取り組む場合は、初めに、動機をものすごく固めることから着手します。
つまり、動機を作り固定し、日々の行動の軸を確立させます。
勉強をやめたくなるタイミングが必ず来ると想定しています。
勉強カフェをこれまで運営してきて、大量の、最初はやる気がある人、を見てまいりました。
しかし、それが続く人と辞める人がいる。
違いは何か?
一つに、「行動軸を固めることなくなんとなく始めてしまった」「その勉強をしたことで訪れる明らかな輝く未来が鮮明に描けていなかった」
であると推測しています。
逆に言えば、その行動をする際に圧倒的なメリットを描けていれば、続くものです。少なくとも私はそうでした。
また、気合が入りすぎ、の人は要注意傾向にあります。
どちらかというと、淡々としている人が、そのまま淡々と取り組んで、合格していきます。
なので、経験則から気合を一切入れていません。ただ、淡々とやります。
中小企業診断士になぜ取り組むのか?まとめ
1、他の会社のみならず、今の自分の会社をもコンサルすることができる
そもそも、きっかけは会社というもののオリジンに興味が湧いたからでした。
どのように、成り立ち、事業が進んでいくのか。
分解していくと、いろいろ見えてきました。
MBAエッセンシャル、などの本を買いあさり、読んでいくと、考えていたことが綺麗に整理され、言語化されていることを発見するなど、さらに興味が湧きました。
単純に、企業が好きなのでした。都心を歩くと、馬鹿でかいビルがたくさん並んでいて、その社名を見るのが好きです。
どんな会社なんだろう?
どういう人が働いているんだろう?
など想像を巡らすのが楽しいのでした。だから、もっと、「企業」を理解したい、これが最大の理由です。
そして、「企業」を理解する、ということは、今自分が登記している会社という存在をも理解することにつながり、最初の診断の対象は自分の会社です。
企業を理解した世界は、より楽しい景色になるのが想像できました。街を歩くたびに、今よりも深く観察できる自分になっている。これは、楽しい。
2、そもそもこれ自体が勉強カフェにおける新規事業の創出である=コンテンツ
勉強カフェを運営していて、ずっと課題であったのが「コンテンツがない」ということでした。
つまり、私たちスタッフは基本的に専門性を有していません。
勉強を応援することができても、実際にみなさんに教えられるものがないのです。(一部のスタッフはコーチングのスキルや高学歴を有しており、例外もあります)
私でいえば、教えられることは趣味のサウナぐらいでした笑
また、私は難関資格に合格したこともなければ、挑戦したこともありません。
勉強面で最も激しい戦いだと感じたのは、製薬会社勤務時代の、「MR認定試験」でした。これについては、合格前提であり、合格を目指す戦い、ではなく、不合格を避ける戦いでありました。
よって、難易度は高くないのですが、落ちた時のリスクが凄まじいため(合格率は80%~90%になり、圧倒的少数派になり社内でのバッシングがものすごい)、合格を目指す、というよりも、不合格リスクを最大限減らす、という視点でありました。
大学受験も、まあまあがんばった、という程度で、本気でやったか、と言われるとそうでもありませんでした。
高校生活の延長上に、たまたま大学受験というレールがあったので、それに乗っかった、という感じで、自分の決断ではありません。
勉強カフェ運営中に、FP3級と簿記3級を取得しましたが、両者ともに、合格率は高く難易度は低めです。
よって、今回難関資格に挑戦することで、現場(勉強する人の気持ち)に近づく。
資格を習得すれば、今度は自店舗で診断士勉強会など、コンテンツを提供することができる。診断士勉強中の方に、アドバイスができる。
3、明らかに社会人有利の内容であること
内容を見ていくと、ほとんどが実務経験があるほど想像しやすいものでした。よって、最大のリソース「勉強時間」を有している学生たちの障壁になっています。
逆に言えば、学生でこの資格に合格するのは、相当な想像力もしくは、バイト経験から実務の理解をしているなど、どちらにせよかなりすごいと思います。
基本的に、社会人が仕事の合間の貴重な時間を捻出して、取り組むものである。であるならば、条件はイーブン。
4、独占業務がないこと
弁護士、税理士、社労士など、いわゆる士業と呼ばれるジャンルの仕事は、国から依頼される、独占業務(国家資格を有し且つそれぞれの団体に登録した者でなければ行うことが許されないとされる業務)があります。
それだけで一定の収入を得ることができるほどの大きなメリットです。
しかし、診断士にはそれがありません。
「足の裏のご飯粒」と表現されるらしいのですが、つまり、取っても食えない、という意味だそうです。
診断士に合格したからといって、仕事をもらえるわけではない。
逆にポジティブに捉えれば、形骸化しない可能性を秘めていると捉えました。
調べたわけではありませんが、コミュニティスペース・コワーキングスペースを運営中で診断士を有している人はどのくらいいるのだろう、と。
なかなかレアなケースと思います。
「組み合わせ」が、希少価値をあげる、という考え方があります。
一つのものに特化し、もう一つのものに特化することで、シナジーが生まれます。
起業家支援をしたり、経営の学びを深める場所にもできるかもしれません。
以上のことから、診断士の勉強を開始して、合格を目指します。
合格までの道のりも記載することで、振り返られるようにしようと思いますので、このブログに報告していきます。
また、Twitterでリアルタイムを報告していくので、
よろしければフォローください。
試験は8月初旬で、残り2ヶ月しかないので、
今からだと科目合格が現実的かな、と考えています。
1次試験の科目合格7科目中5科目を目指します。
そして、来年に一定の成果を出します。
あ、あとまじで決めたばかりでテキストすら何も持ってないので、もしいらないとか余ってる人いたら恵んでいただけると助かります!!
それと、情報もほとんどまだ持ってないので、勉強中の人、合格者の方も色々聞くかもしれませんが、教えていただけると幸いでございます。