2024/09/26
経済学の過去問の振り返り、
テキストの一週目がようやく終わりました。
学習スケジュールでは、9月の2周目で終わる予定でしたが、3週目に食い込み、4週目の前半までかかってしまいました。
次に財務会計に着手する予定で、早く財務会計に行きたかったのですが、なかなか行けず。
まあ、スケジュールなどそんなものです。中途半端にやるくらいであれば、きっちりやったほうがいい。今の時期は。
とはいえ来年の1次試験は7月中に行われるとのことで、あと9ヶ月ほどしかありません。
今、二度目は考えていません。今回限り。
Life is very short and there’s no time
For fussing and fighting, my friend.
ウィーキャン・ワークイットアウト。
この調子であれば、やり切ることなく当日を迎えるだろう。余裕はない。
限られた時間の中で捻出して、メンタルも病むことなく続けていく必要がある。
日々様々なことが身を取り巻き、疲れを上手くケアしながら淡々と続けること。
勉強だけやっていればいい生活ではない。社会人なら、誰もがそうだ。
成長するときは、過去の自分ができなかったことを越えるとき。
気合いで越えるのではなく、仕組みで越える。
淡々と続けられる仕組みを用意すること。
経済用語の解説アウトプット。
勉強したものを、、同じ勉強をしている人が読んでも勉強になるように自ら解説することによって記憶するやり方をしていきます。
セイの法則・・・・古典派のセイが提唱した理論であり、「供給は自ら需要を作り出す」と、のちの人々によって訳され広まった。
この法則については議論されて批判もされてきているようだ。今の時代に置き換えても、そうは思えない。
シンプルに、「作れば売れる」と言っているが、物が溢れサービスも溢れた時代に、この言葉が実態を表していないことはわかる。
当時は物が溢れていなかったから、作りさえすればあとは貨幣の供給量などが問題だ、と言いはれたのかもしれない。
有効需要の原理・・・・ケインズの理論。「需要があれば、即座に供給が調整される」という考え方。政府が公共政策を実施して、需要を生み出せばいいのではないか、
というセイの法則よりも現代に則している。
ただし、ただの欲しいだけの欲望を需要として捉えているわけではなく、実際に金銭を払ってでもそれを手ににれる行為を需要としている。
デフレーション・・・物価の下落、貨幣価値の上昇。
これはつまり、債権者(金を貸している側)が有利である。当時の100円が、現代価値で200円になっていれば、実質200円かしていたことにできる。
人々は、さらなる物価の下落を想像し、支出を手控えるようになる。
すると企業収益が悪化し、失業者が増える。すると、さらに所得が減り企業収益が悪化し、雇用が増える=デフレスパイラル
失業の種類
・循環的失業(需要不足失業)・・・定期的に繰り返される、景気変動型の失業スタイル。
・構造的失業・・・・需給はバランスが取れていても、企業と人材のミスマッチによる失業。
・摩擦的失業・・・職につく能力もあり、職につこうと思えばつけるが、自らの意思で職につかないスタイル。
構造的、摩擦的の区分けはなかなか判断が難しい。
需給ギャップ
その名前の通り、需要と供給にどれほどギャップがあるかを表す数値である。
実際の需要と、完全雇用時に、すでにある設備で可能な限り生み出せる供給(公共投資など)=潜在的GDPを比べた時の乖離。
マイナスであれば、モノ余り=供給過多
プラスであれば好景気
GDP,GNP
GNP(国民総生産)Nはナショナル
GDP(国内総生産)Dはドメスティック
GNPはGDPに海外への輸出から輸入を引いた金額を追加したもの。(もしも輸出より輸入が多いならGDPよりマイナスになる)
三面等価の原則
・・・都留重人によって1910年代の考案された。
分配面、生産面、支出面から見た全てのGDPが一致することを表している。
ただし、生産されたものが全て需要されたという前提があり、
売れ残りは在庫としてカウントされるが、意図的在庫として投資という扱いになり、
それが本当に売れ残りなのか、投資としての在庫なのかが明確に判断できないという点がある。
生産面=「生産」(Yeild:Y)
分配面=「消費」(Consumption:C)+「投資」(Investment:I)+「政府支出」(Government expenditure:G)+「輸出」(Export:X)ー「輸入」(Import:M)
支出面=「消費」(C)+「貯蓄」(Saving:S)+「税金を払うため」(Tax:T)
限界消費性向・・・所得が増えた際に、どの程度が消費に回されるのかを表した割合。一般に、所得が低いほど低くなる。
求め方は、消費の変化率/所得の変化率
政府支出乗数の求め方
Y=aG+bのパターンに式を変形されることで、政府の支出が1増えた時に、aの分だけGDPも増えるということがわかるようになる。
つまり、数学の話。