2024/10/24
「パブリックコミットメント」という言葉を初めて聞きました。
「周囲の人に向かって目標を宣言すると、達成率が高くなる」というものらしいです。
言ってしまったら、やるしかなくなる、ということですね。
私も、よくこの手法を使いました。
まず、やれるかどうかは別として、やる!と宣言してしまう。
すると、ものすごく追い込まれることもありますが、
逃げ道がなくなるため、必然的に行動量が増えます。
私の場合は、簿記3級合格を勉強カフェをやりながら公言したことで、
やるしかなくなりました。合格できましたが、
必要以上に勉強してしまった経緯があります。
流石に、人の勉強応援しておいて、自分ができないと説得力がなくなるので。
カフェの中にも、目標設定シートのような、自分の目標を他の人に宣言できるコーナーがあります。
これも一つの「パブリックコミットメント」に当たるかと思います。
また、言行一致そのものは信頼性を高めることになります。
この人は言ったことはきちんとやる人だな、と。
逆に、言行不一致は信頼性を損ねます。何度も繰り返すと、オオカミ少年のように、
またどうせこの人は口だけなんだろうな、と、なり、もはや見向きもされなくなります。
このような背景を知ると、さらにその達成に向けての行動が強化されます。
今はSNSもありますし、パブリックコミットメントをしやすい環境があります。
知り合いだけでなく、知らない誰かにもそれを共有できます。
パブリックコミットメントを活用している人の中で、特にすごいと思ったのは、与沢翼さんです。
ダイエット開始から61日目
トータル21.6キロ減量断食の破壊力が覗い知れる。特に連続した断食の後半がピッチが上がってる。細くなっているのに減量速度が上がる。食べずに動く。これを超えるソリューションはない。停滞の心配など不要。しかし生命へのリスクあり。耐えられるかどうかは人による。 pic.twitter.com/HB5plBSUMS
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2018年8月12日
ダイエットをする、とパブリックコミットメントをし、あえて裸をさらけ出し、いかに自分がデブかをわからせ、
そこから痩せるとの宣言後には、毎日取り組みをアップし、2ヶ月半ほどで
誰がみても見た目でわかるぐらい、痩せました。
ここにまとめがあります。
与沢翼のダイエット、ビフォーアフターをまとめてみたらマジでヤバかった件
https://zakkan-vivi.com/yozawa-tsubasa-before-after/
確かに、宣言→その経過を逐一報告→達成
を繰り返すことは、単純に目標達成という意味もありますが、全員と自分の目標を共有していることにもなり、ゲーム性も
上がり効果が最大化できる一つのパターンであると思いました。
最近私がチェックしている人の中では、料理動画サービスクラシルの堀江社長も英語の勉強をTwitterで宣言しています。
明日から毎朝2時間の英語学習と平日9時から24時までは経営に関することに時間を注ぎます
ひとまず英語は3カ月#堀江0からの英語学習
2社経営しつつ、英語やりながら、完璧に健康状態も維持するために運動もしますので継続するために宣言しとく
全て中長期の経営のために進化し続ける
— 堀江裕介/Yusuke Horie (@santamariaHORI) 2019年5月13日
クソみたいなプライドを捨てて中学一年生の基礎からコツコツと! https://t.co/BzutxlWzNS pic.twitter.com/TpCB2A7hdU
— 堀江裕介/Yusuke Horie (@santamariaHORI) 2019年5月14日
シャドーイング30分
文法1時間
瞬間英作文30分
2日目終了
慣れない努力なので疲れる— 堀江裕介/Yusuke Horie (@santamariaHORI) 2019年5月15日
私もまた、目標が定量化できる何かを行うときはできる限りこのように公言していこうと思います。
皆さんも是非活用ください。
あ、というかすでにセミナーおよびコミュニティを100回開催する、というのを公言中でした。
現在40回ほどをカウントしています。これもやりきります。
他にもパブリックコミットメントを増やす予定です。その場合はこのブログで状況報告いたします。