2024/10/24
気づけば大阪に住んで10年が経過しました。
勉強カフェ大阪本町のグランドオープン(2014年9月26日)からも、今日でちょうど10年が経ちました。
その時の様子↓
この時、ありがたいことにテレビ大阪の「夕刊7チャンネル」さんに取材いただいたんでした。
プレスリリースを送ったら反応してくれて。オープンからいいスタートが切れました。
こう振り返れば、東京・横浜の合計が大学4年間と社会人生活の3年間なので、もはや大阪の方が長くなりました。
ただ、なぜかまだ地域の詳しさで言うと東京・横浜の方が詳しい感じがする。
あまり、まだ関西のことを知れていない感覚がある。
なぜか?
背水の陣・不退転の覚悟で挑んだ大阪での独立開業だったので、
5年くらいは店舗のある本町、西梅田の地域に99%いました。特に最初の2年くらいは太陽すらあまり浴びてません。不健康極まりないですが、やるしかありませんでした。
記憶にあるのは、店舗をクローズした24時近く、ボロチャリを漕いで土佐堀のライフに立ち寄り半額になっている弁当を買い漁って、エアコンが窓にぶち抜かれた1Rの阿波座のマンションに戻り、一瞬で平らげて床につき6時になれば家を出ていくのをひたすら繰り返すあの日々です。
職住近接の理念で、どこにも行かずひたすらもがき大阪の海を泳ぐのに必死でした。
溺れかけて死にそうにもなりました。
店舗を増やすタイミングが訪れ、逆に関西の地域のことを知らなきゃいけなくなった段階で、ようやく関西の地名、特色などについて徐々にわかってきた。
これから、もっと実際に出向き、知っていかなきゃいけないので、ハイスピードで地域について知って行きます。
例えば、御堂筋の終点、中百舌鳥(大阪の人は知っていると思いますが、なかもずと読みます)のことを知ったのはこの1年くらいだった。
2年前西田辺に引っ越したことも大きいのですが、こうやってまだまだ知らない地域を実際に歩いて、感覚と照らし合わせ、サービスを必要としている人がどのくらいいるだろうかをイメージしていく。
例えば、中百舌鳥にはベストな勉強場所がないように思える。
もし、勉強カフェがオープンすれば、堺市近郊の勉強場所に悩む人にお役に立てるかもしれない。
数字だけではわからない、実際にその土地を歩くことが何よりも必要です。
検索して得た情報と、現地での感覚は、100%ギャップがあると言っていい。
事前に調べた情報通りに思うことはない。
ストリートビューでわかった気になっても、現地のエネルギー、空気感は伴わない。
11年目の始まりは気になったところは実際にこの目で見にいく行動力を発揮する「フッ軽」がテーマです。
そんな想いもあり、先週の間は、ずっと行ってみたかった、インドに行ってました。
旅行という感じではなく、修行って感じでした。
この経験は、きっとこれからの日々に血となり骨となり、私の潜在意識に入り込み、何かを変えていくでしょう。
怖いと思ったら、逆にそこに飛び込む。少しでも気になったらやってみる。
結局、人生なんてコントロールできない。
心の思うままに行く道が、最も気分のいい道になる。