2024/10/24
診断士の勉強を今年の5月後半から始め、8月には実際の試験も受け、企業経営理論のみ合格基準に達した。
もともと、2020年の試験での成果を出すことを見据えて、診断士の勉強を始めたわけであるが、
今回の8月の試験までは全て独学で行なっていた。
診断士の問題集をいくつか買い、それぞれ問題を解き全体像を掴み、さらに、実際の試験を受けることで会場の雰囲気もある程度わかった。
これを踏まえた上で、独学では非効率な部分もあるため、確かな学習コンテンツ=オンライン講座、をどれか一つ選ぼうと思い、比較検討を行なった。
なぜ「オンライン」に絞ったのか。
資格試験の講座を受けるとなると、予備校など、通学タイプが主流かもしれない。
しかし、時代は大きく進化した。
私は、実際に勉強カフェという勉強する大人が集う場所で、大人の学習スタイルの変遷を感じてきた。
その中で通学タイプは減少し、その代わりにオンライン講座の受講者が急増している。し、結果も出ている。
よって、私自身がそのオンライン学習の体験者になることで、一体、どんな効果があるのか、
それを検証てみたい、という気持ちが強まったのである。
また、以下のような明らかなメリットが想像された。
1、通学する必要がない(場所・時間を好きなだけカスタマイズ可能)
まず、これが最強すぎる。
もっとも、メリットを感じる点だ。
今日、出張先で1時間時間が空く → カフェにでも入りイヤホンを使い講義を受けることができる。本気出せばスマホで電車の中でもできる。
インプットはどこかでしなきゃいけない、この時間じゃなきゃ行けない、などという決まりはない。空いた時間にすればいい。
しかし、通学タイプだと時間が決められ、しかもその場所に行かなくては行けない。
2、何度でも授業を再生可能 かつ その質は一定以上に保たれている
今までの授業の常識はライブであり、一度きり、という前提があった。
しかし、動画形式であれば繰り返し再生、が前提である。
なんと、聞き逃したり、理解が浅い部分を何度でも聞くことが可能になるのだ。
自分が今、仮に学生だったとしたら、授業を全て録画させてもらい、復習に使わせてくれ、というだろう。
ただし、見方を変えると何度でも再生できる、という安心感から、集中力が低下する。・
これはデメリットだ。録画授業の肝は、一度しか見ない、と決めて意識して集中することが大切だ。それでもわからない箇所を、繰り返し再生するのだ。
そうしないと、集中していないインプット効率の低い時間を量産する浪費マシーンが出来上がってしまう。
また、録画は一度したらそのあとはしなくていい。当たり前だ。しかし、リアル授業はその都度開催しなければいけない。
すると何が起こるか?
講師の質の格差だ。学生時代を想像してもらえればわかると思うが、あの先生の授業のクラスは平均点がいい、一方、もう一方の先生の授業のクラスは平均点が低い。
この現象は、事実、私の中学、高校時代にも発生していた。平均点の低いクラスの先生は、やる気がなかったり、説明がわかりづらすぎるのだ。
よって、当然のことながら選定される講師は、実力が一定以上に保たれるのである。
3、コストの大幅な節減
オンライン学習のコストは、ユーザーに良心的だ。
なぜなら、制作にコストがかからないからだ。
運営側の視点で考えてみよう。
まず、店舗を持たなくていい。(毎月の賃料、水道代、電気代、セコムなどという固定費がかからない)
ということは店舗を作らなくていい。(内装工事、物件取得の莫大な初期投資がかからない)
スタッフも動画編集などの固定ではなく外注でまかなえる。(固定費が最小限。)
診断士的な観点でさらに追加すると、「限界費用が限りなく0に近い」
限界費用とは、販売が1単位増えるごとに増える費用のことだ。
オンライン学習講座は、1販売増えたごとに伴って増える費用はダウンロード許可を与えるなどのわずかなオペレーションコストのみである。
だから、当然、ユーザーが購入する際にかかる費用も、通学タイプの20万〜に比べてオンライン講座は5万程度と、相当安くなる。
以上のことから、オンライン講座の中で、比較検討を行なった。
候補に上がったのは「診断士ゼミナール」「スタンディング(STUDYing、旧 通勤講座)」
結果、「診断士ゼミナール
」「スタンディング(STUDYing、旧 通勤講座)
」の2つが最終候補に上がった。(他にもいくつかあったが、50,000円前後の最小価格で受講できるのは、この2社だけであったため、割愛する)
最終的に、私はこちらの「診断士レボゼミナール」にしましたので、まず先に診断士ゼミナールを選んだ理由を紹介します。
診断士ゼミナールを選んだ理由その1、合格祝い金3万円
販売価格は50,000円程度であるが、なんと合格すればコストを半分以上を回収できる。
実際に合格して合格者の声として、HPに掲載されるのが条件だが、
合格者、としてお祝いされるのは嬉しいだろうし、モチベーションになると思った。
診断士ゼミナールを選んだ理由その2、ダウンロードができる
ダウンロードができるのは、診断士ゼミナールの特徴。
もう一つのスタンディングは、ストリーミング形式である。
wi-fiがなくてもどこでも再生可能なのは、メリットが大きい。
電車の中、wi-fiがないカフェ、電池さえあればどこでもできる。
歩行中なども、講義をイヤホンで聞けばオーディオブックにもなる。
ストリーミングだと、wi-fiがなければすぐに容量制限になり使いづらい。
診断士ゼミナールを選んだ理由その3、フルカラーテキスト
地味に大事なのが、視覚に与えるデザインの影響である。
基本的に白黒テキストが普通だが、診断士ゼミナールは、フルカラーであることにこだわっていた。
日本新聞協会の調査でカラーと白黒で比較した調査結果がある。
インパクト効果=白黒対比:146%
記憶効果=白黒対比:346%
理解促進効果=白黒対比:186%
親しみ易さ=白黒対比:167%
おもしろさ=白黒対比:151%
全てにおいてカラーが上回っている。
診断士ゼミナールを選んだ理由その4、最初の費用だけで3年間受講可能
もちろん、最短合格を目指すわけだが、
仮にダメでも1年目の費用のみで次も継続できるのは大きい。
勉強カフェでも何年もかかってやっと合格する人を見てきている。
自分の能力を過信せず、長期スパンで考える場合にこの制度はコスパを一気に向上させる。
スタンディングは、毎年更新なので、仮に3年かかれば15万程度は必要である。
診断士ゼミナールを選んだ理由その5、講義の充実度
講義の時間を比較すると
診断士ゼミナール:動画講義270時間
スタンディング:動画講義78時間+音声講義33時間
であった。
最短学習時間による合格ならスタンディング、根本理解に迫るなら診断士ゼミナール、
と言えるかもしれない。
私の場合は合格は一つの目標であるが、その前にそもそも始めた理由が企業の構造を根本から理解したいということであったため、合格のためだけに作られたのでは意味がない。
スタンディングを購入していないのでわからないが、診断士は7科目あるから、78を7で割れば1科目あたり10時間ちょっとの学習時間の換算になる。
名目通り、分野をかなり絞っていると言える講義時間だ。仮に試験に出なくても、周辺知識も強化したかったため、つまり単純な知識面強化のため、講義ボリュームの多い診断士ゼミナールに軍配が上がった。
以上の5点から、私は診断士ゼミナールを活用することにしました。
実際に受講してみての感想。
1、講師の「えー」「あのー」が一切ないのが聞き取りやすい。
おそらく、カンペがあって、それを読みながら講義しているのだと思います。
倍速再生時もスムーズに言葉が入ってきます。
2、講師の顔は見えない
講師の顔は映らないので、講義感が少し薄いです。しかしその分、講義内容が前面に表示されているので理解はしやすいです。
総評からいうと、全く問題なく、これで十分、という感じです。
最後に、これだけコンテンツを比較してきましたが結局のところ「受かる人は参考書や予備校が何であれ受かる」と思っています。
つまり、受かるのはその人の実力、受からないのもその人の問題。教材やスクールの問題じゃない。
実際、いま販売されているどの講座でも、受かっている人は現実にいるのだし、選んだものを正解にできるかどうかが重要なのであり、選択自体にあまり意味はない。
だから、なんだっていいんですね。これだ、と信じてあとはやるだけ。
その決断の材料になれば幸いです。
今なら2000円オフのキャンペーンや、テキストの無料配布(2冊/5000円相当)のキャンペーンで受講できるようです。詳細はこちらです。(2019年9月20日まで)
もう一つのスタンディングも見てみたい方はこちらです。
というわけで、私は診断士ゼミナールの「合格者インタビュー」に掲載される日を目標として、
頑張っていきます。
診断士ゼミナールを使っている方がいれば、一緒に合格者インタビューに掲載されましょう。