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店舗型コミュニティマネージャーにおける大事なこと、それは「聞く」とは何かを自分なりに考えること。

time 2018/04/04

店舗型コミュニティマネージャーにおける大事なこと、それは「聞く」とは何かを自分なりに考えること。

コミュニティマネージャーにおいてだけでなく、もはや万人共通のコミュニケーションの話になってきそうではあるが、、、

コミュニティマネージャーとして、とても大事なことに「聞く」がある。

これは、「話す」よりも意識すべき項目だ。

聞き方の要素で大事になるのは、

真剣に聞くことができるか、もしくは聞いた後にそこから次のワードへどのようにつなぐことができるか、

が大きく作用している。

コミュニケーションにおいて、大事なのは圧倒的に、話すことよりも、「聞くこと」だ。

なぜなら、人は話す方が楽しい。当たり前。自分の話を真剣に聞いてくれる人に、話をしたくなるのは当然。

「聞く態度」が、その人がコミュニケーションへどのくらい配慮を持っているかを図るバロメーターとして、良く機能する。

人の話を聞くのが好き、という人はたくさんいるような気がするが、本人が自覚してないくらい、実際は話す方が好きなケースが多い。

良質な「聞く」を構成している要素とは何か。

まず、「目を見ること」。

そして、「相槌」。

この二つは基本中の基本。

さらに、「間」と「質問」が加わる。

ここで、なるほどな、と思ったことがある。

「マヌケ」とカタカナで表記すると分からないが、漢字で書くと「間抜け」。

「間」が「抜けている」と、「マヌケ」なんだ。

「間」は未だに、難しいな、と思う。

瞬発力や、息を読む感覚が必要になる。

その一瞬を逃すと、会話は別の方向に行っていたりする。

また、言葉と言葉がぶつかってしまうことがある。それは、息を読めていないことが原因だったり、

お互いが話したいこと、が多い時に起こり得る。

とまあ、ここでそれを記述しすぎると方向性が変わってくるので、それは置いておく。

 

もう少し具体的に「聞く」を分析する。

「聞く」は、「前の会話で出た言葉」から「新たな言葉」を抽出することであり、

方向としては、「会話をしている相手」が意識された話題に持っていくことである。

この、「会話をしている相手」がとても大切であり、

「聞く」を続けるために必要なことだ。

「聞く」が途中から「話す」に変わる瞬間は、

「会話をしている相手」から「自分」に中心が切り替わる時なので、注意する。

「聞き上手」の人と会話していると、「自分」が気持ち良くどんどん喋ってしまう。

なんと、その気持ち良く喋っている自分に気づくことなく。

気づくことができればいいが、そのまま気持ち良くずっと喋ってしまう、ということがある。

これは、コミュニティマネージャーとしては、ただ気持ち良く、相手の聞き上手に甘えて

しゃべり倒してしまった、など、好意を間に受けすぎである。

「聞き出し力」で負けたとも言える。もっと、相手のことを聞こう。

だから、「会話をしている相手」の「会話で出た言葉」を考える。もしくは、感じる。

そこから、自分自身が興味ある、あるいは気になる、もう少し情報が必要だと思う、

「新たな言葉」を会話に出す。

その「新たな言葉」から次の会話の切り口が探られる。

つまり、質問だ。どう質問するか、の繰り返し、であり、

質問だけではなく、その言葉にどう思うか、どう考えるか、など「見解」「意見」「共感」を追加する。

その「見解」などから、会話は発展していき、最終的に「互いを知る」という信頼感につながる。

まとめると

「前の会話に出た言葉」から「新たな言葉」を抽出し、

「質問」や「見解」「意見」「共感」に変えて、場に放っていく。

この繰り返しが、会話の構成。

よって、「聞く」は「新たな言葉の抽出」がうまくなり、そこから「質問」「見解」などの自分の表現へ変える力=(思考を言葉にする変換スピードや、すでに持っている語彙力が大事)と言える。

この表現はあくまで、私が考えたもので、万人の正解ではない。ほんの一表現にすぎない。

コミュニティマネージャーとしては、「聞く」ができないと、価値を最大化できないので、

ここでピックアップしたように、自分なりに「聞く」の構成要素を分析して、

どのように展開されていくのかを理解して、実践していくことが重要となる。

「自分なりに」が大事であり、コミュニケーションにおいて「聞く」は、前述したように、これは一例であり正解を与えられるものではなく、

自分で開発するもの、だ。最終的に、自分で開発するしかない分野だ。

よって、コミュニティマネージャーになったら、一度は「聞く」を考えて、そして実践して、

日々の中からたくさんの解を見つけて行こう。

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プロフィール

荒井浩介

荒井浩介

株式会社ARIAという会社を2014年に立ち上げました。勉強カフェを大阪と兵庫でやってます(西梅田、本町、寺田町、江坂、難波、神戸三宮、西宮北口)。中小企業診断士令和2年合格。記録をアップしていきます。 ただいま様々な「100のアウトプット」に挑戦中。 [詳細]

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