2020年中小企業診断士1次試験の結果とそれまでの勉強法など。

去年の5月、急に診断士試験受験を思い立ち、その年の1回目の試験受験からついに1年ほどが経過し、

2020年の診断士試験を受験してきました。

その時の結果と心境はこちらにブログ化してあります。

2019年中小企業診断士試験自己採点結果

一定の成果を出す、と宣言して、

実際にどうだったか?

 

自己採点の結果を、去年の点数(左)と比較して記しておきます。

 

企業経営理論70→69  1点ダウン

情報システム44→84 40点アップ

経済学             52→76 24点アップ

経営法務         24→44 20点アップ

運営管理        40→65 25点アップ

財務会計        48→68 20点アップ

中小企業政策50→57 7点アップ

 

トータルで463点で、前年比では135点アップしました!

(予備校の採点ではここからマイナス5点でした。なので、オフィシャル採点が発表するまでは皆さんも気をつけてください)

平均値では66.14%で足切りも乗り越え、採点上では合格いたしました。

RPGのようにパラメータ化して数字をアップさせていくのが好きな私としては

これは嬉しい変化です。明らかに成長いたしました。

 

忘れないうちに、これから受験する人のためにもなるかもしれないので、

1次試験までのことをここに掲載しておきます。

まず、大きな問いがありました。

「そもそも独学で1次試験など、受かるのか?」

 

これについては、いくらでも探せば事実では出てくると思いますが、

それが私にも当てはまるのか?と思っていました。

 

どこかの予備校に行くべきなのか?

 

など思いましたが、

「いや、これだけ情報が民主化された今なら、その必要はないはず、

どちらかというとモチベーションコントロールだ」、と。

 

結果、1次試験突破によって独学の可能性を自ら証明することができました。

なので、独学では限界、という意見に惑わされないでください。

 

予備校に行くことは、そもそもプロセスの話で、

何であれ「受かればいい」それだけです。

今回の経緯と取り組み

・2019年5月に突然診断士受験を思い立ち、勉強を開始する

中小企業診断士受験に挑戦します。その勉強記録を公開していきます。

・2019年8月の試験では企業経営理論のみ合格水準に達する(ブログ参照)

・2020年7月の試験では合格水準に自己採点上達した(イマココ)

 

よって、勉強期間は1年と2ヶ月。

 

勉強時間は平均したら毎日2時間程度と思われる。(多い日には8時間もあり、何もしない日もよくあったので、平均値)

 

主に使用した教材

・スピードテキスト&スピード問題集(全教科)

・診断士ゼミナール
の問題演習講座、過去問解説


予備校にはいかなかったが、

こちらのオンラインスクール診断士ゼミナールを予備校がわりに活用しました。

これも詳細を勉強を開始始めた当時のブログにまとめています。

オンライン講座を試してみたくなり「診断士ゼミナール」を使うことにしました。

 

これらを使用して編み出した勉強方法として、

TACのスピードテキストを読んでから、それに合わせて作られているスピード問題集の繰り返し、

その後、実力試しで診断士ゼミナールでの過去問を解いた後、その解説を読み込む、でした。

診断士ゼミナールでは、さらにわからなければ講義動画で補習を受ける、ような使い方をしました。

 

途中で気づいたのですが、過去問などを解く前から、

講義動画をいくら聞いても、あまり身についてない。

実際の問題でどのように問われるのか、これを知らないとテストとしての実力にはなりません。

よって、まずはいきなり講義を聞くのではなく、問題に触れる回数を増やす方が圧倒的に力はつきます。

 

トータルでは、スピード問題集を3周~4周程度、過去問を5年分1周+見直し、

を行いました。

最後に、診断士ゼミナールの問題演習講座を仕上げとしてそれぞれ1周しました。

あとは、そこで間違った箇所を記載する独自のノートを作り、試験前に見直せるようにしました。

私が活用させてもらった診断士ゼミナールに興味がある方はこちらです↓(まあこれから控える2次試験でも活用させてもらいますが)



試験1ヶ月前、1週間前、当日の直前の30分が超大事

私独自の理論ですが、

もっとも点数をアップさせるのに重要なのは、実は試験開始前直前の30分なのではないかと思っています。

 

超短期記憶な訳ですが、あそこでひたすら頻出項目は覚える。

 

私の場合は、運営管理の「余裕率」の計算や、「GMROI」など、直前で覚えれば成立する系の

公式をひたすらそこで覚えました。また、先ほどの「間違えたノート」をすべて見返しました。

 

そして実際に、そこで覚えたものが試験に出ました。

 

よって、直前の時間の使い方で、トータルで20点~30点をアップさせることも可能と思います。

 

この考えに賛同の方は、最後まで諦めずに問題集などを凝視してください。

そして、1週間前も重要です。

 

1週間前には、今までの勉強の「間違えたところ」をひたすら潰しに行きます。

「間違えたところ」すなわち、これは現在の自分からさらに得点をアップさせる源泉、と考えてください。

すでに解けるものは、解けるのですから、重要なのは「解けなかったものが解けるようになる」です。

1週間という短い期間なので、ここで覚えてしまえば長期記憶は必要ないのです。なぜなら試験当日はすぐなのですから。

この危機感で、覚えまくり、間違えたら「ラッキー、得点をアップさせるポイントがまた見つかった!」と思ってください。

で、1週間前にこの「間違えつぶし」ができるようになるためには、1ヶ月前が重要になります。

 

1ヶ月前には少なくともスピード問題集の1週目は終わらせておき、1週間前を見据えて

ひたすら「自分が解けるところ」の確認を済ませておきます。

そうすることで、効用の高い1週間前を迎えることができます。

 

それから、模試などは一切受けませんでした。個人的には模試を受けるよりも一年分でも多く過去問を解いた方が価値があると思います。

問題の解き方

この試験を1年頑張って勉強して受けてみて、

思ったことは「選択肢を絞る」試験だな、と。

過去問などを解いたりすればわかりますが、テキスト通りに素直に問われることはあまりないんですね。

よって、おぼろげながら「これかな?」という感覚で基本的にはマークしていく。

今回の2020年も、振り返ってみれば「こんなのテキストのどこにも書いてねーじゃん」

と何度も思いました。

 

しかし、意外にも正解している。

 

なぜか?

 

正解の選択肢とは「その選択肢の中でもっとも違和感のないもの」だからです。

言い換えれば、他の残りの3つには何かしらの違和感を覚える。あるいは残り2つまで、ということもある。

違和感とは、感覚的にちょっとおかしいな、と思えるもの、ということ。

これは勉強して暗記した話ではなく、勉強して養われた感覚がそうさせています。

なので、知識をつけて解くことも必要な試験である一方、その科目の「感覚」を身につけていることが重要だと

思いました。

これを強く思ったのは、別の分野ですが司法試験に何年もトライしてようやく受かったとある方が、

問題を「リーガルマインド」で解く、と言っていたことが大きかったんですね。

リーガルマインド、それは法律家としての感覚のことです。

例えば、特許権の存続期間が「出願から20年」とされていますが、

「出願から10年」という選択肢があった際に、違和感を持てるか?ということです。

「10年?ちょっと短すぎないか?」と例えば思えるか、ということです。

違和感を持てれば、当然その選択肢は外れます。

 

このような形で、正解にたどり着く試験が診断士試験でもあるな、と思いました。

 

当日の注意点

・会場を前もって視察しておくこと

→私の会場は「大阪アカデミア」という全然聞いたこともないところで、

モノレールみたいなものを使って、しかも最寄駅からも徒歩で15分ほどかかるところでした。

当日電車での行き方で慌てないためにも、必ず視察しましょう。

 

・シャーペンは最低でも2本以上、シャー芯、消しゴムを忘れない

 

・そして時計を忘れない

→なんと1日目、私は時計をカバンに入れていたにも関わらず、

なぜか「忘れてしまった、、、」と思い込み、そのまま時計なしで受験しました。

皆様も時計をちゃんとカバンに入れた、ということを忘れないようにしましょう。

 

・ご飯はたっぷり食べない

→思考が鈍るので、蕎麦などの軽いもので済ませるのがオススメです。

 

・正露丸をもっておくこと

→なんと当日、私は1週間の追い込み期間でコーヒーの飲み過ぎにより下痢を起こしていました。

トイレに行く心配なども気にしなきゃいけないのは本当に非効率です。

奇跡的にバッグに正露丸があり、それを飲んでから復活しました。正露丸を念の為入れておくのは

こういう場合に備えて憂いなしです。

 

総評

これで終わったわけではありませんが、

一旦、2次試験への切符をもらえたことについて、本当に良かった。

また、難易度高めの国家資格への挑戦はこれが初めてでしたが、

甲子園のようでこれはこれで楽しい部分もあるな、と思いました。

まあやってるときは本当にきついですが、部活とかもそうですよね。

練習はきついが試合で成果を出すと清々しい。

また、明らかに論理的な思考は鍛えられました。

これは診断士受験の副産物です。

あと、以外に試験に緊張しなかったんですが、

これはおそらく実際の、毎日の店舗経営でのプレッシャーよりも随分マシなプレッシャーだからかな、

と思いました。

別に落ちても破産するわけじゃないし、誰にも迷惑がかからない。

しかも、正解がある、っていうのがわかりやすい。

知らない間にメンタルが鍛えられていた。

今回の試験の分析結果は予備校から出てませんが、簡単な方だったのかな?

例年に比べると。

特に情報システムは過去最高に簡単だったのではないだろうか。

経営法務だけは私的には激ムズでしたが、、、

 

「勝って兜の緒を締めよ」

 

1次受かりましたが、戦いは終わっていない。

今からがむしろ本番である。

私の最近の、自分に向けて反芻する言葉「お前なんか大したことない、調子乗んな」

調子こいて終わってく人は多い。調子こくメリットは一切ない。

なので、中途半端な結果で、調子乗っていきがんな。上目指せ。

なので、次は2次に向けて頑張っていきます。

 

私のYouTubeチャンネルでも動画で解説していますので、よろしければご覧ください↓