2024/09/26
店舗型コミュニティマネージャーの中でも、大事な役割の一つ、
それは「グッドミキサー」であること。
グッドミキサー、という意味が英語としては社交家、人付き合いが上手い人ということらしいが、ここでは良き巻き込み者であれ、ということであり
そこにいる人を繋げたり、あるいはイベントに参加する魅力を伝えて促したり、
もしくはイベントの開催がしたくなるような、あるはしやすいような提案を行ったりすることだ。
つまり、その周りにいる人=場が静かなままではなく、動きを持つように意識して行動する、ということだ。
会話以上に、これらは意識していないと、ただ会話して終わるようなコミュニティマネージャーになってしまう。
会話をしている最中に、他の方が自然と混ざったり、自然と繋がるように工夫して会話する。
意識していれば、その瞬間は何回も訪れる。
あくまで、その場にいる人が中心なわけだから、会話の中心をそこに据えるように配慮する。
コミュニティマネージャーは円滑に会話が動くように、サポートするだけでいい。
あとは、その場にいる方同士で好きなだけ楽しんでもらう。
初動にはサポートがいるから、そこまでをサポートする。
初動とはつまり、最初の会話のきっかけだ。
話に混ざっていない人にあえて、話を振る、ということも試してみる。
そこから、その方が望んでいれば話に加わってくれる。望んでない場合には、特に会話に交ざらなければいけないという
決まりはないわけなので、そのまま軽く会話をして次の行動へ移るだろう。
それでいい。
グッドミキサーは、これを躊躇しない。
自分がある種のお節介になることも覚悟できている。
それでも繋がったり、その人にとって良さそうな影響があるなら、チャレンジしてみる。
コミュニティマネージャーの積極的な姿勢が問われる。
失敗を恐れてしまうと、どうしても受け身になってしまう。
つなぐことは、つなぐ責任を生むから、どうしても躊躇しやすい。
あまりうまくいかないことだって多いからだ。
しかし、それはよくあることなので、気にしないに尽きる。
つないでみないと、その人同士が合うかどうかなんて、つなぐまでわからない。
だから、恐れてはいけない。
むしろ、つながないリスクもある。例えば、紹介した人同士が、そのまま結婚することもあった。
それは、つないでいなければ、起きなかったことかもしれない。
つないでなければ、その方同士は一生出会わずに過ごした可能性がある。
つながないことは、
大事なパートナーの出会いを奪っている、というリスクとも置き換えられる。
そう考えれば、大きな場面に毎回遭遇していると、思うこともできる。
やりがいは増える。
グッドミキサーであることで、周りの人たちに、何かしら「出会い」が起こりそうな
匂いを感じてもらうことができる。
その匂いは、イベントのワクワク感に似ている。
毎回、何かを期待して生きている人生である以上、
そうあることはとても面白みに変わる。
何かが起こりそうな雰囲気を持つ、コミュニティマネージャーであると、
場にワクワク感が及ぼせるはずだ。